ロードバイクスタンド研究所 | 自転車スタンドによるおすすめの室内保管方法

ロードバイクスタンド 自転車スタンド専門メーカーが運営するロードバイクスタンド/自転車スタンドの特集サイト。縦置き、2台置き、突っ張り棒、デザインスタンドなど、国内外問わず、人気・おすすめの自転車スタンドについてまとめています。

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サイクルロッカー クランクストッパーウォールCSW-01

前記事「壁打ち固定型自転車スタンドラック コスパ抜群 2019版 」の続編です。

壁打ちスタンドのメリット

やはり自立型スタンドは構造的にも大きくなるので、見た目もデカいし価格も高い。一方壁打ちネジ留めができれば、小さいパーツで事足りるので、見た目もスッキリで値段も安い。そして構造がシンプルなので、ノンブランドもの含めて商品数がたくさんあります。

独自の壁打ち縦置き方法のクランクストッパーウォール

自立型の縦置きスタンドでクランクストッパースタンドという商品がありまして、このスタンドから最低限必要な部分を切り取って壁に直接ネジ留めしようという商品です。
ミノウラのバイクハンガー4RやIbera(イベラ) バイクハンガーIB-ST4のような「フレーム、トップチューブをのせるタイプ」ではなくまた、MINOURA(ミノウラ) BIKE HANGER-V、Delta Cycle Leonardo Da Vinci Single Bike Storage Rack/Hook with tire trayのような「前輪のリムを引っかけるタイプ」でもありません。メーカーサイトには「吊したり、引っかけたりしない。自転車にやさしい縦置き方法」と書いてあります。クランクで固定するのです。

「クランクストッパー機構」とは

クランクストッパー

メーカーサイトから引用します。

解説①どこで縦に支えているの?
自転車を垂直にすると、後輪の接地面を支点として自転車はハンドル側に倒れてきます。
クランクストッパーにクランクを引っ掛ると自転車の倒れを支えることが出来ます。
解説②なぜ倒れてこないの?
自転車が“静止している(ブレーキをかけた状態)”とき、クランクは逆方向にはフリーに回転しますが、進行方向には力をかけても回転しません。
自転車を縦にしても同じです。進行方向にはクランクは回転しないので、ハンドル側に倒れる自転車をクランクストッパーで支えることが出来ます。
解説③どうやって取り出すの?
後輪が床面から開放されれば、クランクの動きも自由になり、ストッパーから自転車を取り出すことができます。

https://cyclelocker.net/crankstopperstand-mechanism/

どの固定方式がいいの?

「フレーム、トップチューブをのせるタイプ」

これは縦置きではなく水平の状態で壁につけるので、横幅は取るけど縦に2段にできます。また壁に沿って自転車がつくのでハンドルやペダルが出っ張ります。ドロップハンドルだとハンドル幅が狭いけど、直ハンドルだと出っ張りがおおきい。使用頻度が余り高くない自転車を壁の上の方に吊っておくのがいい。

「前輪のリムを引っかけるタイプ」

これは縦置きで面積的には省スペースです。立体的にはハンドル部分に圧迫感を感じます。接地する高さは持ち上げるほどでなく、ウイリーして立てたまま転がしてそのままの高さでフックに前輪を掛ける高さが使いやすい。フレーム乗せタイプにも共通することであるが、一応表面は保護用のカバー等がついているとはいえ、フック状のものに引っかける構造なので高価で繊細なカーボンに使用するのは気になります。軽量カーボンフレームや軽量カーボンホイールなど。

「クランクストッパー機構」

メーカーサイトには「吊したり、引っかけたりしない。自転車にやさしい縦置き方法」と書いてあります。たしかに自転車に触れるところはクランクなので。但しお値段が5000円弱なので、コスパを考えると・・・。
本当に商品数がたくさんあり、値段もいろいろです。自分に合ったものを探して下さい。

【参考】壁や柱にネジを打ち込めない場合の対策

賃貸住宅などで直接壁や柱にネジを打ち込めない場合に、2×4材を床と天井の間にはめ込むパーツの紹介です。代表的な商品を2つ紹介します。
・平安伸銅工業 LABRICO DIY収納パーツ 2×4アジャスター オフホワイト DXO-1
・若井産業 WAKAI ツーバイフォー材専用壁面突っ張りシステム ディアウォール
私は「ディアウォール」を使っています。
「ラブリコ」はプラスチックだけではなくてアイアン素材もありますよ。
自立型スタンドを買うよりもこれらでプチDIYをすると安上がりに自転車収納ができます。是非ともオススメです。

公開日:

壁打ち固定型自転車スタンドラック コスパ抜群 2019版

過去記事「ロードバイク縦置き!壁打ち固定型スタンドラック」が2015年で古くなったので、新製品情報も含め2019版でアップデートします。
壁打ち固定型とはつまり、壁や柱に直接ネジ留めするタイプのものです。賃貸住宅でねじ穴があけられない場合でも、ホームセンターで2X4材を買ってディアウォールなどで固定して2X4材にネジ留めしている方も結構います。これらの商品の最大のメリットは価格が安い!ということ。
大きくタイプ分けすると、壁に打ち付けたフックに
・フレームをのせるタイプ
・前輪のリムを引っかけるタイプ
2種類があります。
商品の構造がシンプルというかローテクなので、大御所である「ミノウラ」を筆頭に様々なメーカーから商品がでています。ノンブランドの商品なら1000円程度から購入可能。
基本的な構造は同じなので、ここでは代表的な商品をみていきます。

・フレーム、トップチューブをのせるタイプ

・MINOURA(ミノウラ) バイクハンガー4R

フレーム乗せタイプではミノウラが断然売れ筋です。価格も実売2000円台後半で,マウンテンバイク用もあります(バイクハンガー4M)。こちらの商品の特徴として、スローピングフレームの場合も、できるだけ自転車を水平保持できるように角度を変えることができること。

Ibera(イベラ) バイクハンガーIB-ST4

イベラは台湾の自転車アクセサリーブランド。デザインが特徴的。こちらもスローピングフレームに対応するように角度が付けられます。amazonで3500円程。

・前輪のリムを引っかけるタイプ

MINOURA(ミノウラ) BIKE HANGER-V 壁掛け用ディスプレイフック(縦吊りタイプ)

Delta Cycle Leonardo Da Vinci Single Bike Storage Rack/Hook with tire tray

ミノウラやデルタなら安心。それでも2000円台で購入可能。

・Ibera(イベラ) 縦収納の壁掛けフック

こちらの商品は上記2商品よりも安い。1000円台で購入可です。安いですが、ノンブランドものはちょっと怖いけど、ジャイアントやMERIDAと同じ台湾ブランドならまぁ安心。

このタイプの場合、一番肝心なのは「しっかり壁・柱に固定できるのか?」くれぐれも石膏ボードなど構造体でないところには取付けないようにしてください。

最後にこの記事を書きながら調べていたら、新商品を発見。サイクルロッカーの「クランクストッパーウォールCSW-01」。近日中に詳細を調査して、記事アップ致します。

公開日:
最終更新日:2019/03/14

縦置き自転車スタンド NinoLite B106

ブランド名である「NinoLite」について

amazonの出店者情報をみると「株式会社ニノ」という会社で運営責任者名は外国人。販売している商品は自転車関連に限らず、インクカートリッジやバッテリーや充電器など。OEM商品を幅広く自己ブランドとして販売しています。

同じと思われる商品が「Velo Line(ベロライン) 」というブランドでも販売

この商品は86939-0099という型番が付されています。おそらくですが、同じ商品・製造ではあるが、OEMとして複数の会社・ブランドに供給されている商品なのでしょう。
ベロラインというブランドは、バッグ、スマホケース、ヘルメット、ライト、ロック、スタンド、バスケット、サドル、サドルカバー、シートポスト、ペダル、リアキャリア、スタンド、フェンダー、タイヤカバー、BOX等、自転車関連アクセサリーを展開しています。
自転車スタンドも今回の商品以外に、横置き縦置きなど10種類弱の商品があります。
こちらの会社は取扱ブランドとして海外の自動車メーカーの名前がついた自転車を取り扱っています。そういえば一時流行りましたよね。シボレーとかハマーとか、自動車メーカーのロゴがついた自転車って。

なんと言っても縦置きできてこの価格は安い!

3500円前後で買いました。縦置きスタンドって実用レベルのものとなると最低でも1万円以上というのが相場なのでインパクトある価格です。

使ってみた感想

使い勝手

縦にするのですが、シートポストで支える構造なので、これだけだとハンドルが固定されていない。なのでハンドルが動かないように、付属のベルトで前輪ホイールのリム部分をダフレームに巻き付けます。これが面倒。青いマジックテープが付いたバンドが付属されていますが、長さが合わないんです。ピッタリきつく巻かないとハンドルがグラつくので、ギュッと締めたいのだけれど、長さが余って緩くしかつかない。さらにこのバンドがダウンチューブ沿い這わせてあるシフトワイヤーごと締付けてしまう。こんなデリケートな作業を自転車挿入の際にイチイチやるのは面倒です。
立たせ方ですが、バックしてきて後輪をのせてからヨイショっと立て掛けます。最初はバックしていれるというのが逆の動きなのですが、慣れれば気にならないでしょう。

安定性

一番肝心なのは安定性なんですが、これがなんとも心もとない。25Cのタイヤのロードバイクを置くと、後輪を入れるレールが太くてタイヤとの間に遊びが結構でる。結果、正面からみて斜めになってしまう。一番肝心な足元から斜めになっているので、シートポストが支点になって、上方がより斜めになる。

省スペース性

自転車を縦保管する最大の理由は省スペース。ですが、シートポストを支点とすることから、まっすぐ垂直に立ちません。横から見て前後輪が縦に並ぶのが最もスペース効率がいいですが、そうならないです。

結論としては

これだけ斜めになってしまうのは、正直怖い。足元の後輪が斜めになっていて、支点となるシートポストの位置って中間より低い位置にあるから上方はどうしても傾いてしまう。さらに、前輪のバンドが緩くハンドルがぐらつく。使い勝手か今ひとつとか、そんなに省スペースじゃない、という理由なら、値段が安ければその辺は目をつぶれますが、安定感が気になる場合は値段が安くても目をつぶれない。

せめて、後輪受けに後輪がピッタリまっすぐ挿入できるようになって、前輪留めのバンドがピッタリ締付けられるようになればシートポスト受けの縦置きもありとは思います。

公開日:

縦置き自転車スタンドiWA A01V  サイクルロッカーCS-650との比較

「iWA」というブランド

まず「iWA」とはどういうブランドなのか?ネットで調べました。2014年に丸八工機株式会社(後述します)が立ち上げたブランド。ウェブサイトを見ると、「A01V」、「A02L」、「ラムダワン」という3つの自転車スタンドがオリジナル商品として掲載されています。今回紹介する「A01V」以外は平置きタイプのメンテナンススタンドです。

丸八工機株式会社とは

丸八工機株式会社は1951年創業し現在に至るまで大手自転車メーカーの生産委託先(いわゆる下請けの町工場)。リアキャリア、バスケット両立スタンド、補助輪、サドルなど、どちらかというとママチャリ向けのアクセサリーがメインでウェブサイトに掲載されています。

「A01V」の特徴

サイクルロッカー社のクランクストッパースタンドCS-650にそっくり!

A01V     CS-650

パイプを中間部でつないで高さ調整するところ、2本のパイプで前輪の回転を防ぐところ、タイヤが接地しないように足元にプレートを溶接するところ、タイヤ幅60mmまで対応、全体的なスチールパイプを使った構造が同じ。カラー展開もブラック、ホワイト、レッドの3色で同じ。価格もCS-650にあわせたかのように若干安く設定されています。

CS-650との違いは?

縦置き固定方法は前輪リム固定

ミノウラ社のDS-2100はフック式前輪固定ですが、「A01V」は前輪リム固定(オートロック式)であるということ(CS-650のクランク固定方式はサイクルロッカー社のパテント)。自転車挿入時は前輪を押し込むだけで簡単にオートロックがかかり乗せやすく固定できます。しかし。。。DS-2100の解説でも記述しましたが、この方式だとスタンドの背面に「隙間」がどうしても必要になります。壁にピッタリ支柱をつけられない。15センチスタンドが手前にせり出してしまいます。15cm程必要です。取り出すときは、ロック部に手を添えて解除、自転車が手前に倒れてくるので、ハンドルに手をかけつつ解除です。

足元ベース部の構造デザイン

A01V           CS-650

左側「A01V」は手前側のパイプが長くなっています。背面が壁がくることを前提とすれば、前に倒れるのを防止するために手前のパイプを長くする方が安定します。「力学的設計による抜群の安定感」とウェブサイトにかかれています。しかし、後述しますが、実際は後輪が外れやすいのです。あとデザイン的には結構、この横パイプ主張が強いですね。手前のパイプがない方が、スッキリしてインテリアに馴染むと思いますがどうでしょう。

まとめ

こちらの商品は見た目や構造からいって、どうしてもサイクルロッカーのCS-650との比較になるでしょう。

価格

A01Vが税込みで13,824円、CS-650が税込14,040円。260円A01Vが安い。

安定感

「A01V」は自転車が収納されていない状態でのスタンド自体の安定感はありますが、自転車は簡単に外れやすい。少し衝撃が加わると後輪が2本の垂直の支柱パイプの間からからはずれます。これすると、前輪がオートロックのフック部分から宙づりとなり、さらにバランスを崩しすとスタンドが自体が倒れます。

自転車収納状態での安定感はCS-650が勝っています。万が一、大地震が起こって転倒するとしたら、CS-650は自転車とスタンドが一体となったまま倒れます。これは手前に出っ張っている水平のバーがクランク部分に噛み込んでいるため、自転車がスタンドから離れません。「A01V」はある程度の衝撃で、後輪がスタンドから外れスタンド自身がバランスを失い前輪が引っかかった状態で横倒れするでしょう。

自転車への負荷

両者とも縦置きなので、平時の負荷については違いがありません。しかし、自転車あるいはスタンドになんらかの衝撃が加わった場合、「A01V」は後輪がスタンドから外れて前輪から宙づりの状態になります。この状態のままですとスポークやリムにフック部分が引っかかった状態になってしまいます。スポークやカーボンリムにダメージが残る可能性があります。

使いやすさ

縦置き固定方式の違いで、CS-650は挿入時にクランクを逆回転させる動作が必要になります。「A01V」はオートロック方式なので、挿入すれば自動的に固定されます。逆に取り出すときは、CS-650は軽く持ち上げながらハンドルを引っ張るだけ。「A01V」はロック部分に手を添えて解除する動作が発生します。一度ハンドルを奥に押し込んでから取り出すので、直感的に逆の動きになりますが、なれれば気にならないでしょう。

省スペース性

これは、CS-650が優れています。「A01V」は縦に伸びる支柱の背面に10数センチの隙間が必要です。CS-650のように壁にピッタリと付けることができない。縦置きする最大のメリットである省スペース性ではCS-650が最も優れています。

公開日:
最終更新日:2018/08/27

Mclum シクロスタンド

どういうメーカーの商品かネットで調べましたが、よくわかりませんでした。どうやら韓国製でエーピージャパンというLED関係の会社が輸入元で、和以美という建材関係の株式会社がキャッチフレーズの募集を行っていることがわかりました。

iF DESIGN AWARD というドイツのデザイン賞を受賞しています。

amzon記載の商品説明によりますと、(少し日本語が?誤植ありますがそのまま引用)
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Mclum シクロスタンドは、写真の3番目の用に4種類の置き方ができます。
1.フロントタイヤをスタンドに乗せ保管。
2.リアタイヤをスタンドに乗せ保管。
3.台のゆえにシクロスタンドを乗せフロントタイヤを乗せ保管。
4.リアタイヤをシクロスタンドに乗せ、縦に保管。

推奨ホイールサイズ
推奨ホイールサイズは26インチとなります。
使用可能ホイール直径:最大674㎜
—————————
とあります。

700Cの自転車の場合

700Cとの記述がありませんが、ロード、クロスで使うとすると、最大674mmですと700X28Cのタイヤ(680mm)ですと674mm超えてしまいます。700Cのロードバイク、クロスバイクは25Cまでですね。

MTBの場合

 

また、商品のフライヤーPDFには、
—————————
タイヤ幅28mm:ロード向け、36mm:ハイブリッド専用、56mm:MTB向け
—————————
とあります。

MTBですと、29erと27.5インチはホイール直径がオーバー、26インチですと幅が2.25インチ以上だと太さで不可ですね。

ハイブリッドというのは?

ハイブリッド自転車というと電動と人力のハイブリッドという車種を思い浮かべますが、両方使えるというか、中間的なサイズという意味なのでしょう。タイヤを左右から挟み込んで支えるので、幅に余裕があるとまずいので3種類のラインナップがあるのでしょうね。

縦置き方法について

縦にするときに縦向きにリフトアップしていって、ブレーキシューがスタンドにぶつかって縦置きに保持する機構のようです。
ブレーキシューってそんなに強固に固定されている部分ではないので気になります。ブレーキシューの位置ってずれるとタイヤにブレーキが当たってタイヤバーストの原因になります。

実際に実物は見たことがありません。あくまでもネットにある情報をもとに分析をしてみました。これから色々とユーザーのレビューが出てくるといいですね。もう少し詳しい情報がありましたらアップデートしてみたいと思います。

公開日:

ロードバイクの車載用スタンド

遠出してサイクリング!車に簡単に設置できるスタンド(ラック)

これまで、基本的には室内保管のススメとして商品をご紹介してきましたが、ここでは車を使って遠くの場所へサイクリングに行くために使用できる便利なスタンド(ラック)アイテムについて取り上げたいと思います。
自宅から自転車で行ける所は距離に限りがあるので他の場所にも行ってみたい!けれども、電車で輪行するのは自転車の分解・組み立てが手間で面倒くさいという人たちには、車で自転車を運ぶことをオススメします。
基本的な車の後部座席を倒して搭載するタイプや外部に気軽に取り付け取外しが出来るタイプをご紹介したいと思います。

ミノウラ バーゴTF2(2台用)(423-3100-00)

実売価格としては約12,000円と非常にお手軽なミノウラのバーゴTF2です。ロードバイクをこれに取り付けて、後部座席を倒した車内に乗せることで、ロードバイク同士の接触による傷等を防止することができます。また、車内保管ですので急な雨が降っても、ロードバイクやクロスバイクの天敵である水が自転車に濡れてしまう事がありません。そして、オプションのTFスタンドと組み合わせると整備スタンドに変身するので何かトラブルがあった時にも安心です。

製品仕様
423-3100-00
メーカー希望   : 小売価格15,300円(税込)
ベースレール長さ : 990 mm
前フォーク受け : 9mm/15mm
重量       :2.4 kg

TERZO ライトサイクルキャリア(サリス)(EC16BK)

このTERZOのライトサイクルキャリア(サリス)は、セダンやワゴン、ミニバンからワンボックスまで、さまざまな車種の背面に工具を使わずに取付できることが特徴です。取付自体も非常に簡単で、6本のベルトとバックルだけで固定できます。強度的には大丈夫かと不安になるかもしれませんが、本体は強度の高い樹脂素材を使っていて、ベルトも編み込まれた強いベルト6本に負荷が分散されるので、落下等の心配はありません。また自動車と設置する面は車を傷つけない構造になっているため、安心して車に取り付けることができます。
そして、使用しないときは小さく折りたたむことが出来るので、置き場所についても頭を悩ますことが無いので非常に便利です。
ただし、デメリットとしては、外部に積み込むことになるので、急な雨には対応できないこと、バイクを取り付けたままの長期間の車からの移動に不安があるという事でしょうか。

製品仕様
EC16BK
メーカー希望   : 小売価格23,814円(税込)
寸法       : 57 x 43 x 21.4
重量       :5kg

TERZO ライトサイクルキャリア

TERZO ライトサイクルキャリア

まとめ

車載ラックに対しては、どちらも一長一短があります。バーゴTF2では、前輪を倒すとはいえ車高の高い車でないと積むことが出来ません。
しかし、車内積みであるため、車にバイクを載せたままでの長時間の散策など、急な雨等にも安心できることが大きいです。
また、ライトサイクルキャリア(サリス)は、急な雨や移動中の埃にさらされる可能性もありますし、取り付けたまま、車から長時間目を離すことは不安が残ります。しかし、セダンを含め多くの車種で対応でき、取り付け取外しの手軽さが非常に魅力的です。
私自身は、ライトサイクルキャリア(サリス)を保有しており、晴れの日しか使う事ができませんが、気軽にロードバイクやクロスバイクをもって出かけることが出来るので、非常に重宝しております。

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デザインを追求したハンドメイドのロードバイクスタンド

インテリアとしてのデザイン性を追求したロードバイクスタンド

ここまで、いろいろなスタンドやラックをご紹介してきましたが、今回は少し趣向を変えてスタンドやラックをインテリアとしてデザイン性を追求したアイテムについてご紹介したいと思います。
皆さんは、モドルキカクという会社をご存知ですか?名前からはわかりませんが、ロードバイクやクロスバイクのスタンドやラックを制作している会社です。兵庫県に本拠地を置いており、一番の特徴は機能・意匠・素材にこだわったバイクスタンドを制作している事です。
今回はそんなモドルキカクの製品をご紹介いたします。

モドルキカク PRODUCTS No2 Crescente

三日月形のデザインの水平置きスタンドです。700x23c~28cまでのタイヤ径に対応していて、タイヤだけで保管することが出来ます。
そのため、リムやスポーク、フレームを傷つけることがなくなります。どうても通常のスタンドでは、手違いで傷つけてしまう事もあるので、それを防ぐことが出来るという、インテリア性と機能性を兼ね備えた商品となっております。

製品仕様
PRODUCTS No2 Crescente
メーカー希望  : 小売価格48,600円(税込)
寸法      : H340mm / W560mm / D300mm

モドルキカク PRODUCTS No3 PON

商品の名前のように、このPONの上にロードバイクのハンドルをPONと乗せるだけの非常に簡単なスタンドです。ハンドルを引っ掛けるというスタンドはスイスのジュネーブの道ばたで見かけたことがありますが、日本では見たことない、このモドルキカクのPONが日本初かも。足下を固定するのではなく、本体上部を固定するので、他のスタンドに比べ安定感は抜群です。

製品仕様
PRODUCTS No3 PON
メーカー希望  : 小売価格39,420円(税込)
寸法      : H???mm (crosspoint+60mm) / W315mm / D350mm

モドルキカク PRODUCTS No4 S+W

木とステンレスを組み合わせたスタンドです。ステンレスだけでは冷たい感じでしたが、ほのかな暖か味を感じることが出来る綺麗な商品です。ステンレスの支柱についている木製のプーリーが非常に可愛いアクセントとなっているだけでなく、ホイールの出入りがしやすいデザインとなっております。この商品はサイクルロッカー社でも販売しております。

製品仕様
PRODUCTS No4 S+W
メーカー希望  : 小売価格17,820円(税込)
寸法      : W360mm / D400mm / H775mm

まとめ

モドルキカクの製品は、どれもインテリアとして優れた商品です。これまでのスタンドやラックはどうしてもインテリア性を求めるとゴチャゴチャしたものではなく、シンプルなもので自転車の邪魔をしないようなデザインの方向性を目指しておりました。しかし、このモドルキカクはシンプルではありますが、それ以上にロードバイクと一体となることで、より自転車が映えるようなデザインを目指しているのが、見ただけでわかりますね。また、もしバイクがない場合でも、それ単体でのインテリア性も高くて非常に好感が持てます。
また、デザイン性だけでなく、機能性としても自転車乗りが十分満足できるものとなっており、少々値段は張りますが、長く使える商品であるとオススメできます。

公開日:
最終更新日:2017/05/26

ローラー台をロードバイクスタンドとして使う

トレーニングもできてしまうローラータイプ

もしかすると、これはスタンド/ラックというよりもトレーニング器具に分類される可能性もありますが、私が実際にやっていたの保管方法です。固定ローラーという、ロードバイクやクロスバイクの後輪を固定させて室内で漕ぐというトレーニングアイテムがあるのですが、私は一時期スタンド/ラック兼トレーニング機器として使用しておりました。元々スタンド/ラックは別にあったのですが、移し替える手間と手狭になった部屋を見て、固定ローラーに保管することにしました。
こんな話をすると、意外に同じことを考える人がいるようなので、割とアリなんだと思います。今回はそんな、固定ローラー台のおオススメ商品をご紹介したいと思います。

ミノウラ Live Ride LR340(400-4840-00)

ミノウラのLive Ride LR340は、タイヤドライブ型の固定ローラーで、リアホイールのハブを両側から固定して外れないようにしてリアタイヤでローラーを回転させるものです。必要スペックはそんなに高くないので、初心者から上級者まで幅広く使用できる固定ローラーです。
リアが完全に固定されているので、ハンドルを離しても、ペダルを止めても自転車が倒れてしまうことが無いので、初心者の練習にも最適です。デメリットとしては、本気で練習すると後ろのタイヤだけが擦り減ってしまう事です。ですので、本気で練習するのであれば練習用タイヤが別にあれば、なお良いです。

製品仕様
400-4840-00
メーカー希望  : 小売価格29,000円(税込)
塗装重量    : 5.9 kg
負荷装置の抵抗 :472 watt (Hレンジ 40km/h時)

ミノウラ Quattro-C(クワトロ) (400-2100-00)

ミノウラのQuattro-CはLive Ride LR340と違い、設置するためには一度後輪を外す必要がある、リムドライブ形式です。このリムドライブ形式では、後輪のタイヤを使わずにトレーニングすることが出来るので、タイヤドライブ型のように後輪タイヤだけがすり減ることはありません。しかし、デメリットとしては書かなくても分かると思いますが、設置するのにイチイチ後輪を外す必要があります。また、トレーニングの観点から見ても、実走感が少なくなってしまいがちになります。

製品仕様
400-2100-00
メーカー希望  : 小売価格28,600円(税込)
塗装重量    : 5.5 kg
負荷装置の抵抗 :297 watt (Hレンジ 40km/h時)

まとめ

あくまでも、トレーニングと保管を両立させたい方向けですので、ちょっとイレギュラーな保管方法ですが、私は過去実際にタイヤドライブ型で実行しておりました。今の家に引っ越す前の狭い部屋での話でしたが、冒頭に書いたように意外にやっている人がいるので、話のネタとしても申し分ないです。保管自体には、特に不自由がなかったので、本気でロードバイクのトレーニングをしたい人にとってはとても良い保管方法だと思います。

公開日:

ロードバイク2段置きのディスプレイスタンド(ラック)

壁や天井を傷つけない!2段置きもOKの突っ張り棒型

フレーム乗せタイプのラックを使用したいけど、出来る限りスペースは取りたくないし、賃貸住宅なので天井や壁に穴をあけることができない!という方には、同じフレーム乗せタイプでも、突っ張り棒型のディスプレイスタンド(ラック)をお勧めしたいです。これは、普通のフレーム乗せタイプと同じ保管形式でありながら、天井と床に支柱を突っ張らせて使用するため、余計な幅を取らずすっきりしている上に壁にネジ等で穴をあける必要もないので、賃貸住宅や新築の家でも気軽に使用することができます。それでは、今回はそんな突っ張り棒型の中でもオススメのディスプレイスタンド(ラック)を紹介したいと思います。

ミノウラ バイクタワー10(420-2050-00)

ミノウラのバイクタワー10は、非常に人気の商品で、私を含め周りにもこれを使っているという人が多くおります。海外のメーカーが駄目という事ではありませんが、やはり日本の会社であるというだけでも、このミノウラを選択する人が多いそうです。
実売価格は13,000円程で購入できます。使用感としては、十分すぎるほどであり、設置も非常に簡単です。また、ロードバイクのフレームを抑えるアームも可変タイプですので、自転車に合うように調節したり、自分がお気に入りの角度で自転車を保管出来たりと、ディスプレイの幅が広がります。
天井に固定するストラップもついていますので、万が一突っ張り棒が緩んでしまったり、地震により外れてしまってもこのバイクタワー10が外れて2次災害になるのを防いでくれます。
ただ一つ欠点としては、そのストラップをつけるためには天井にネジで止めてしまう必要があるので、天井を傷つけたくないという希望が失われてしまいます。

製品仕様
420-2050-00
メーカー希望  : 小売価格17,600円(税込)
カラー   : 黒
塗装製品重量  : 3.9 kg
支柱高さ    : 1,700mm~3,100mm(無段階調整)
支柱直径    : 40mm(上)/45mm(下)
左右フック間隔 : 300mm~420mm
フック最大対応径: 65mmまで
耐荷重制限   : クレードル1ヶあたり25kgまで

TOPEAK デュアルタッチ バイク スタンド (TOD014/TW004)

ミノウラに比べ、実売価格は19,000円程とかなりの価格差となっております。しかし、単純に高いわけではなく、細かなつくりに凝っております。この辺はさすが、ロードバイクの生産が盛んな台湾が造り上げたスタンドだと思います。
デュアルタッチ バイク スタンドではフックがビニールでコーティングされているため、自転車への傷を極力防ぐことが出来るようになっています。また、ツッパるための構造がミノウラに比べ精巧になっており、突っ張ったあとに、ステップを踏みこむとさらに強力に突っ張ることが出来るので、突っ張り棒が外れにくくなっております。

製品仕様
TOD014/TW004
メーカー希望  : 小売価格22,680円(税込)
塗装製品重量  : 5kg
支柱高さ    : 1,900mm~3,200mm(無段階調整)
耐荷重制限   : 18kg (各フック)、72kg (スタンド全体)
tod01400_02

まとめ

突っ張り棒タイプは省スペースで、地震に強いことが特徴なので、各社似たようなデザインになってしまいますが、性能やデザインで各社個性を出しております。ミノウラはやはり安価でありながら、剛性さを兼ね備えているため、TOPEAKにくらべ、フック当たりの耐荷重制限が大きくなっております。
一方TOPEAKは、値段が高いものの細かいディテールと突っ張り棒の性能において、軍配が上がっております。
もちろん、両方とも優れておりますので、最終的には個人の好みになってしまいます。
私は現在ミノウラも使っていますが、もし次購入する機会があるのであればTOPEAKも十分に魅力的です。も使っていますが、もし次購入する機会があるのであればTOPEAKも十分に魅力的です。

公開日:

ミノウラds-2100 VS サイクルロッカー CS-650徹底比較

ロードバイク縦置きディスプレイスタンドの超定番アイテムのミノウラds-2100とクランクストッパースタンドを徹底比較します。両方とも使った上での評価です。

結論からいうと、価格重視の方はDS-2100、モノ重視であればCS-650の勝ちですね。

ミノウラds-2100 サイクルロッカーCS-650
小さい!
えっ!と思う小さい箱で届きます。部材も梱包もコンパクトでコスト意識が徹底されている印象です。
①外箱 こちらも実物から想像するより小さいが、ds-2100ほどではありません。
部品セットが3つの袋に入っています。ネジ類が多い!組み立て時にこれをばらばらにしちゃうときっと面倒なことになる。パーツは大物が5点であるが、そのほかにもタイヤ受けなど微調整が必要な組み立てが有り、難しくはないが、多少手間取ります。人にもよりますが30分弱といったところでしょうか。 ②組み立て 大物パーツが5点。DS-2100ほどバラバラになっていない。接合部はプラスチックの爪のようなものでとめる場所もありシンプルでわかりやすい。クランクストッパーの高さ設定の微調整が必要であるが、直感的/感覚的にセットできるので難しくない。全体で15分くらいで組み立てられる。
簡単です。ヒョイっとウイリーして、そのまま前進。タイヤ受けにのせて、ハンドルを操作して、前輪をフックに引っかけます。 ③しまいやすさ クランクストッパー機構ってすごいです。一度体験されることをオススメします。なぜこれで固定されているのか???ロードバイクスタンド | サイクルロッカークランクストッパーの解説はこちら。気持ちイイ!もちろん楽ちん簡単。
こちらも簡単、ハンドル操作でフックから外して自転車を降ろすだけ。 ④取り出しやすさ 取出し時は軽く持ち上げ気味に取り出します。後輪が前に回ればクランクも前に回る。自転車の特性を使った取出し方法。目から鱗が・・
問題なし。多少ぶつかっても大丈夫。 ⑤安定感 問題なし。多少ぶつかっても大丈夫。
定価は税込み14,300円であるが、amazonなので実売価格1万円強。 価格 定価は税込み14,040円。直販サイトで500円引きで買える。
箕浦さんらしいというか。マッチョで体育会ですね。 デザイン 新興ブランドらしいデザイン力です。カラーも3色から選べます。お高いですが上位機種のCS-103もあります。
実はあまり知られていませんが、本体のスペース以外に出し入れの際にスペースが必要になります。といいますのは、前輪をスタンドにフックさせます。その際に前輪を前方に押し込む動作が必要になります。リムの厚さ程度ですが。ここをギリギリにすると前輪を前方に押し込んだ際に壁に当たり壁が黒くなりますのでご注意を。 省スペース度 こちらは背面は壁にピタッとつけられます。本体スペースのみでOK。CS-650の勝ちです。
気になるのがホイールを引っかけるところです。ディープリムやカーボンホイールの自転車は使わない方がいいかもです。普通のアルミのリムなら問題なし。 自転車への負荷 クランクをスタンドの横棒に引っかけます。クランクは力一杯踏み込むところなので、多少負荷がかかっても問題なしです。カーボンホイールでも心配なし。
横置きもできるので、フキフキお掃除の時とかは縦にして、横にしてやるとまんべんなくお掃除できます。 その他
日本 生産国 台湾

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最終更新日:2017/05/26