ロードバイクスタンド研究所 | 自転車スタンドによるおすすめの室内保管方法

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サイクルロッカー クランクストッパーウォールCSW-01

   

前記事「壁打ち固定型自転車スタンドラック コスパ抜群 2019版 」の続編です。

壁打ちスタンドのメリット

やはり自立型スタンドは構造的にも大きくなるので、見た目もデカいし価格も高い。一方壁打ちネジ留めができれば、小さいパーツで事足りるので、見た目もスッキリで値段も安い。そして構造がシンプルなので、ノンブランドもの含めて商品数がたくさんあります。

独自の壁打ち縦置き方法のクランクストッパーウォール

自立型の縦置きスタンドでクランクストッパースタンドという商品がありまして、このスタンドから最低限必要な部分を切り取って壁に直接ネジ留めしようという商品です。
ミノウラのバイクハンガー4RやIbera(イベラ) バイクハンガーIB-ST4のような「フレーム、トップチューブをのせるタイプ」ではなくまた、MINOURA(ミノウラ) BIKE HANGER-V、Delta Cycle Leonardo Da Vinci Single Bike Storage Rack/Hook with tire trayのような「前輪のリムを引っかけるタイプ」でもありません。メーカーサイトには「吊したり、引っかけたりしない。自転車にやさしい縦置き方法」と書いてあります。クランクで固定するのです。

「クランクストッパー機構」とは

クランクストッパー

メーカーサイトから引用します。

解説①どこで縦に支えているの?
自転車を垂直にすると、後輪の接地面を支点として自転車はハンドル側に倒れてきます。
クランクストッパーにクランクを引っ掛ると自転車の倒れを支えることが出来ます。
解説②なぜ倒れてこないの?
自転車が“静止している(ブレーキをかけた状態)”とき、クランクは逆方向にはフリーに回転しますが、進行方向には力をかけても回転しません。
自転車を縦にしても同じです。進行方向にはクランクは回転しないので、ハンドル側に倒れる自転車をクランクストッパーで支えることが出来ます。
解説③どうやって取り出すの?
後輪が床面から開放されれば、クランクの動きも自由になり、ストッパーから自転車を取り出すことができます。

https://cyclelocker.net/crankstopperstand-mechanism/

どの固定方式がいいの?

「フレーム、トップチューブをのせるタイプ」

これは縦置きではなく水平の状態で壁につけるので、横幅は取るけど縦に2段にできます。また壁に沿って自転車がつくのでハンドルやペダルが出っ張ります。ドロップハンドルだとハンドル幅が狭いけど、直ハンドルだと出っ張りがおおきい。使用頻度が余り高くない自転車を壁の上の方に吊っておくのがいい。

「前輪のリムを引っかけるタイプ」

これは縦置きで面積的には省スペースです。立体的にはハンドル部分に圧迫感を感じます。接地する高さは持ち上げるほどでなく、ウイリーして立てたまま転がしてそのままの高さでフックに前輪を掛ける高さが使いやすい。フレーム乗せタイプにも共通することであるが、一応表面は保護用のカバー等がついているとはいえ、フック状のものに引っかける構造なので高価で繊細なカーボンに使用するのは気になります。軽量カーボンフレームや軽量カーボンホイールなど。

「クランクストッパー機構」

メーカーサイトには「吊したり、引っかけたりしない。自転車にやさしい縦置き方法」と書いてあります。たしかに自転車に触れるところはクランクなので。但しお値段が5000円弱なので、コスパを考えると・・・。
本当に商品数がたくさんあり、値段もいろいろです。自分に合ったものを探して下さい。

【参考】壁や柱にネジを打ち込めない場合の対策

賃貸住宅などで直接壁や柱にネジを打ち込めない場合に、2×4材を床と天井の間にはめ込むパーツの紹介です。代表的な商品を2つ紹介します。
・平安伸銅工業 LABRICO DIY収納パーツ 2×4アジャスター オフホワイト DXO-1
・若井産業 WAKAI ツーバイフォー材専用壁面突っ張りシステム ディアウォール
私は「ディアウォール」を使っています。
「ラブリコ」はプラスチックだけではなくてアイアン素材もありますよ。
自立型スタンドを買うよりもこれらでプチDIYをすると安上がりに自転車収納ができます。是非ともオススメです。

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